倉本尚徳 (Hisanori Kuramoto)
Publication Date:
2016.4
Publisher:
法藏館
Abstract:
中国仏教黎明期における、地域社会の信仰活動の実態。国内外で注目される著者が、信仰の記録媒体ともいえる造像銘から忘れられた信仰の記録を読み解く。
Table of Contents:
序論
第一部 邑義造像銘の概要とその地域的特徴
第一章 北朝邑義造像銘の概要と感応思想
第二章 義邑の地域的特徴について
第三章 北朝時代の関中における道仏二教の義邑について
第二部 造像銘と仏教経典
第一章 北朝時代の多仏名石刻――懺悔・称名信仰と関連して――
第二章 北朝時代における方等懺と称名信仰
――『大方等陀羅尼経』十二夢王石刻図像の新発見とその意義――
第三章 北朝期における『菩薩瓔珞本業経』実践の一事例
――陽阿故県村造像記について――
第四章 『高王観世音経』の成立と観音像
第五章 北朝・隋代造像銘に見る西方浄土信仰の変容
――「観無量寿経」との関係を中心に――
第六章 『観世音十大願経』と「觀世音佛」
第七章 北朝・隋代造像銘に見る西方浄土信仰の変容
――『観無量寿経』との関係を中心に――
結論
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