Monday, May 12, 2014

東アジア木簡学のために

Editor: 
角谷常子 (Sumiya, Tuneko)

Publication Year: 
2014

Publisher: 
汲古書院 Kyuko Shoin

Table of Contents:

第一部 中国・韓国の木簡 
木簡使用の変遷と意味(角谷常子) 
文書行政における常套句(冨谷至) 
古代東アジアにおける付札の展開(鷹取祐司) 
木簡の行方――唐代木簡の存否を考えるための覚書(藤田高夫) 
穀物の貸与と還納をめぐる文書行政システム一斑――東アジア古文書学の起点としての長沙呉簡(關尾史郎) 
韓国出土木簡と東アジア世界論――『論語』木簡を中心に(李成市) 

第二部 日本の木簡 
日本古代木簡の視覚機能(市大樹) 
荷札木簡に見える地名表記の多様性(舘野和己) 
考課・選叙の木簡と儀式(寺崎保広) 
書写技術の伝播と日本文字文化の基層(馬場基) 
墨書のある木製品とその機能――東アジア木簡学の確立のために(渡辺晃宏) 
歌木簡――文学と考古学の交差点(ジョシュア・フライドマン)



No comments:

Post a Comment