Wednesday, December 16, 2020

六朝隋唐文史哲論集Ⅰ : 人・家・学術

Author: 
吉川忠夫 (Tadao Yoshikawa)

Publisher: 
法藏館

Publication date:
November 2020




Abstract:
六朝隋唐期の学術史・宗教史研究にひときわ輝かしい成果を著わしてきた著者がみずから論考を厳選して編んだ待望の論文集。学術史を明らかにする二二篇を収録。

Table of Contents:

緒 言
序 章 六朝隋唐時代の社会と思想

第Ⅰ部 人 と 家
一 章 歴史のなかの伯夷叔斉
二 章 薄葬の思想
三 章 皇甫謐の「篤終論」
四 章 陶淵明の「戒子書」をめぐって
五 章 此れも亦た人の子なり
——六朝時代における「四海の内皆な兄弟」の思想——
六 章 読「庭誥」
七 章 梁の徐勉の「誡子書」
八 章 嶺南の欧陽氏
九 章 李泌と『鄴侯家伝』
十 章 中唐の韋渠牟
——道士として、僧として、また官人として——
十一章 劉 軻 伝││中唐時代史への一つの試み││

第Ⅱ部 学  術
一 章 六朝時代における家学とその周辺
二 章 鄭玄の学塾
三 章 後漢末における荊州の学術
四 章 蜀における讖緯の学の伝統
五 章 汲冢書発見前後
六 章 裴駰の『史記集解』
七 章 北魏孝文帝借書攷
八 章 島夷と索虜のあいだ
——典籍の流伝を中心とした南北朝文化交流史——
九 章 元行沖とその「釈疑」をめぐって
十 章 韓愈と大顚

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