Wednesday, December 2, 2020

北魏史:洛陽遷都の前と後

Author:
窪添慶文 (KUBOZOE Yoshifumi)

Publisher:
東方書店

Publication date:
December 2020




Table of Contents:

まえがき
序章
 一 洛陽遷都
 二 五胡十六国時代――北魏史理解の前提

第一章 孝文帝親政期の諸改革
 一 孝文帝の即位と文明太后
 二 土徳の王朝から水徳の王朝へ
 三 儀礼の改革

第二章 遷都後の諸改革
 一 「代人」から「河南の人」へ
 二 墓誌
 三 胡服・胡語の禁止
 四 胡姓を漢姓に
 五 官制改革(1)――消えた内朝官
 六 官制改革(2)――九品官制の整備
 七 姓族分定
 八 官制改革(3)――門閥制の導入
 九 考課の改革
 一〇 国家意思決定のシステム
 一一 南朝斉への攻撃

第三章 建国から華北統一まで――濃厚な鮮卑色の時期
 一 代国時代
 二 代国の復活
 三 華北統一へ――道武帝~太武帝の時期
   ◆帝国への脱皮
   ◆皇帝位の継承
   ◆帝国の拡大――華北の統一
   ◆北魏包囲網とそれへの対処――北魏の対外関係
 四 北魏政権下の諸族
   ◆征服された諸族と旧来の諸族
   ◆部族解散
   ◆部族解散された人々のあり方(1)
 ◆部族解散された人々のあり方(2)
 五 北魏政権下の漢族
 六 可汗とも称した北魏皇帝

第四章 変化のきざし
 一 鎮にみられる変化
 二 鎮軍と州軍への「代人」の分出
 三 文成帝と献文帝
 四 文明太后称制期
 五 均田制と三長制
 六 仏教に現れた変化
 七 洛陽遷都のもつ意味

第五章 繁栄、そして暗転
 一 改革の継承
 二 洛陽の繁栄
 三 北魏の文化
 四 「代人」や鎮民の不満
 五 六鎮の乱から東西分裂まで
 六 東魏・北斉
 七 西魏・北周

終章
 一 制度
 二 支配階層
 三 女性の活躍・世界帝国
 四 北魏史の位置づけ
あとがき
北魏関係年表


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