宮宅 潔 (MIYAKE, Kiyoshi)
Publisher:
京都大学学術出版会
Publication Date:
April 2018
Table of Contents:
はじめに
――共同研究の経緯と問題の所在
Ⅰ 研究動向篇
第1章 中国古代軍事史研究の現状[宮宅 潔]
第2章 「闘争集団」と「普遍的軍事秩序」のあいだ
――親衛軍研究の可能性[丸橋充拓]
Ⅱ 論考篇
第1部 「中華」の拡大と軍事制度:占領支配の諸相
第3章 征服から占領統治へ
――里耶秦簡に見える穀物支給と駐屯軍[宮宅 潔]
第4章 秦代遷陵県の「庫」に関する初歩的考察[陳 偉]
第5章 漢代西北辺境防備軍の社会構造h
――出土史料の分析に基づく方法論的考察[エノ・ギーレ]
第6章 漢代長城警備体制の変容[鷹取祐司]
第2部 軍事制度よりみた古代帝国の構造
第7章 秦漢「内史―諸郡」武官変遷考
――軍事体制より日常行政体制への転換を背景として[孫 聞博]
第8章 漢代における周辺民族と軍事
――とくに属国都尉と異民族統御官を中心に[佐藤達郎]
第9章 漢帝国の辺境支配と部都尉[金 秉駿]
はじめに
第3部 「中華」の転換と再編:多民族社会における軍事と支配
第10章 前秦政権における「民族」と軍事[藤井律之]
第11章 北魏道武帝の「部族解散」と高車部族に対する羈縻支配[佐川英治]
はじめに
第12章 唐前半期における羈縻州・蕃兵・軍制に関する覚書
――営州を事例として[森部 豊]
第13章 唐代高句麗・百済系蕃将の待遇及び生存戦略[李基天]
後記
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