Tuesday, September 19, 2017

周縁領域からみた秦漢帝国

Editor:
髙村武幸 (TAKAMURA Takeyuki)

Publisher:
六一書房

Publication Date:
September, 2017




Table of Contents:

前 言

第1 部 秦の周縁領域

渡邉 英幸 「戦国秦の国境を越えた人びと ─岳麓秦簡『為獄等状』の「邦亡」と「帰義」を中心に─」

目黒 杏子 「秦代県下の「廟」─里耶秦簡と岳麓書院蔵秦簡「秦律令」にみえる諸廟の考察─」

第2 部 漢代西北部周縁領域の考察

廣瀬 薫雄 「漢代酒泉郡表是県城遺跡を探して ─草溝井城調査記─」

青木 俊介 「漢代肩水地区A32 所在機関とその業務関係 ─肩水金関と肩水東部を中心に─」

髙村 武幸 「前漢後半期以降の河西地域に対する物資供給 ─漢代辺郡の存在意義を考える手がかりとして─」

第3 部 周縁の地域社会とその構成員

鈴木 直美 「漢代フロンティア形成者のプロフィール ─居延漢簡・肩水金関漢簡にみる卒の年齢に着目して─」

飯田 祥子 「公孫述政権の興亡 ─両漢交替期地域政権の一事例─」

鷲尾 祐子 「終の棲家 ─女性の帰属に関する試論─」

後 記

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