Author:
河内春人 (Haruhito Kōchi)
Publisher:
汲古書院
Publication Year:
2014
Table of Contents:
序章 本書の視角と構成
一 本書の視角 二 本書の構成 三 遣唐使における留意点
Ⅰ 遣唐使の機構
第一章 遣唐使の派遣動機
問題の所在
一 遣唐使以前
1対魏外交 2対宋外交 3対隋外交 4小結
二 外交における年期
1礼制における年期とその受容 2日本古代の年期 3日唐関係における年期
結 言
第二章 七世紀における遣唐使の組織構成
問題の所在
一 前史としての遣隋使
二 遣唐使の派遣
三 使職の名称と構成
四 使人と冠位
結 言
第三章 律令制下における遣唐使の組織構成
問題の所在
一 使節構成とその位階
二 節刀をめぐる使節構成
三 特殊使節の位相
結 言
Ⅱ 国際社会の中の遣唐使
第四章 入唐僧と海外情報
問題の所在
一 七・八世紀の海外情報
1七世紀の海外情報 2八世紀の海外情報 3小結
二 九世紀の海外情報
三 入唐僧の情報伝達
結 言
第五章 日唐交流史における人名
問題の所在
一 七世紀の隋唐における倭国人名
1隋における倭国人名 2唐における倭国人名 3小結
二 八世紀の日本人名
三 唐からの名付け
四 非公式の位相
結 言
第六章 石山寺遺教経奥書をめぐって
問題の所在
一 人名部分の釈読
二 奥書の解釈
三 天平遣唐使の動向
結 言
Ⅲ 史料論としての遣唐使
第七章 唐から見たエミシ
問題の所在
一 中国史料におけるエミシ
二 唐への来朝年次
三 エミシの地理・風俗情報
四 媒介国としての倭国/日本
結 言
第八章 『新唐書』日本伝の成立
問題の所在
一 中国における日本情報の収集
二 『王年代紀』との関係
三 唐代からの伝来情報
四 倭国伝から日本伝へ
結 言
第九章 『王年代紀』の史料論
問題の所在
一 成立の時期と執筆動機
二 書名
三 神統譜の背景
結 言
総括と展望 あとがき/初出一覧/索 引
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