Thursday, November 15, 2012

六朝文学が要請する視座-曹植.陶淵明.庾信


作者 Author:
大上正美

出版年 Publication Year:
2012 

出版社 Publisher:
研文出版 

目錄 Table of Contents:

Ⅰ 曹植の仮構と対自性:仮構の力--曹植の文学への問い/曹植の対自性--〈黄初四年の上表文〉を読む

Ⅱ 陶淵明小論--表現のなかにしか思想はない:思想空間としての詩--陶淵明詩の思想性をめぐって/言志の文学--陶淵明詩の自己把握について/陶淵明への文学的視座--人生派詩人はいかに自己を語ろうとするか--鈴木修次「嵆康.阮籍から陶淵明へ」を読む--来たるべき「陶淵明論」、その深淵と困難--茂木信之「陶淵明序論」を読む

Ⅲ 庾信論覚え書き:「哀江南賦并序」の読みへの一視角/「擬詠懐詩」に見る方法としての自虐

Ⅳ 六朝文学から〈文学〉を考える:美は現実をきりひらくか--六朝文学研究が背負うもの/掘りかへし耕しなほす時―六朝文学研究の展開の契機として読む「六朝の文学覚書」/ふたりの武帝と表現者たち--古代中国の皇帝権力と文学/中国古典文学の「言志」と〈毒〉--孔融と嵆康

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